2017年最新!!人気スマホVRアプリのUI/UXデザイン分析

スマホVRアプリ

以前の記事「VRのUXデザイン/ユーザー体験設計」でも記載した通り、2016年はVR/AR(バーチャルリアリティ/拡張現実)元年とも呼ばれ、”ポケモンGO”が大ヒットしたり、ソニーは”プレイステーション(PS)VR”を発売しました。海外でもフェイスブックが買収したオキュラスVRが”オキュラス・リフト”を発売し、数多くのVR/AR関連サービスが市場にリリースされました。また、ゴールドマンサックスは2025年に世界のVR/ARソフトウェア市場規模は350億ドル(約3.9兆円)に達すると予測レポートを出しています。

今回はVRがより一般ユーザーに浸透するためのカギとなるスマホ向けVRアプリのUI/UXデザインについて分析考察します。

急増大するスマホVRアプリのユーザー数

世界のカードボード利用者数(万人)

スマホVRアプリを見るためのスマホ専用VRゴーグル(カードボード)の利用者数は急拡大しており、’14年12月には50万人だったのが、’15年5月には100万人になり、’16年1月には500万人に上っています。ECサイトのアマゾンでも”VRゴーグル”や”VRヘッドセット”と検索すると様々なスマホ専用VRゴーグルが出てきます。

Google Playでのカードボード対応アプリDL数(万DL)

グーグルが公表しているGoogle PlayにおけるVR対応のアプリダウンロード数も’14年6月の初期リリースからわずか約2年で5000万ダウンロードにまで増加しています。App Store(iPhone向け)も考慮すると、スマホアプリ全体ではそれ以上のダウンロード数になっていると考えられます。

スマホVRアプリのモード種類(①VRゴーグル、②ジャイロ)

スマホVRアプリのモードとメリット/デメリット

VRアプリには大きく分けて①VRゴーグルモードと②ジャイロモードの2種類があります。

①VRゴーグルモード

左眼用と右眼用の映像が表示されるモードでVRゴーグル(VRヘッドセット)が必要になります。メリットとして、ユーザーの視界がスマホ画面に集中できるため、高い没入感を感じることができます。デメリットとしては、視聴中にタップやスワイプといった画面操作ができないため、VRモード以外の画面がある場合、都度VRゴーグルを取り外す必要があり、手間になります。

上記からVRゴーグルモードは、映画やエンタメ動画といった操作が基本的に不要な受動的映像アプリに向いていると言えます。

②ジャイロモード

スマホに1画面表示されるモードでVRゴーグルがなくても360°視野角で映像を見ることができます。メリットは視聴中でもタップやスワイプといった画面操作ができ、ユーザーに色々なアクションをさせることができます。デメリットは、VRゴーグルモードよりも没入感が低くなります。

ユーザーが画面を見ながら操作するような教育、トレーニング、見学、設計確認に関するアプリなどに向いていると思います。

スマホVRアプリの表示UI/UXデザインの基本

VRモードにおけるUI/UXデザイン(表示)

スマホVRアプリ(VRゴーグルモード)の表示に関するUI/UXデザインを行う時に注意する点として、1つ目はタップやスワイプなどの操作を極力なくすUIデザインにすることです。そうすることで、ユーザーがいちいちVRゴーグルを取り外す必要がなくなるため、VRアプリのユーザー体験を損ないません。

2つ目として、どうしても選択オプションなど画面上での操作が必要な場合は、”視覚注視”機能によって画面をタップしなくても良いようなUIデザインにすることをオススメします。

スマホVRアプリのUI/UXデザインする時に気を付けたいBGM/音声設計

VRアプリのUI/UXデザインでは表示だけでなく、BGM/音声設計もきちんとすることで、より高い没入体験が得られます。

考え方はシンプルで、VR画面での音源が左にある場合は左耳スピーカーからのボリュームを大きくし、音源が右側にある場合は、その逆にします。音源が正面にある場合は、両耳スピーカーのボリュームを均等にします。

また、音源がVR画面上で遠くにある時はボリュームを小さめにして、近くにある時は大きめにすることでより臨場感が増すと考えられます。

VRモードにおけるUI/UXデザイン(BGM/音声)

2017年最新人気スマホVRアプリのUIUXデザイン

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